いつもぎりぎりアウトの人が身につけるべき 遅れない技術 石谷慎悟

2012.10.17 初版発行
数年前にこの本を読んで私は一つ実行してきたことがあります。
それは、本当の期日を確認する、伝える、ということです。よく納期に余裕を見て本当に必要なタイミングではない期日を伝えてくる人がいますが、本当の納期を確認することで無理のない納期調整が可能になったり、相手が必要な余裕期間を想定することができます。また相手に納期を伝える時にも本当の納期と余裕日程が必要ならその理由を合わせて伝えることで納期の妥当性と必要性が伝わり納期に間に合うように作業をしてくれます。また、私はこれを実践することで双方のストレスが軽減されることがありました。このストレス軽減効果は仕事を進める上で重要です。
この本には仕事や作業を進めていく上で遅れないようにするための基本的な考え方や技術が記載されています。いつも納期ギリギリになったり遅れる方は一読をオススメします。
今回読み直して、取り込んでいきたい項目が2点があったので追記しておきます。
1点目は、トラブルでよく本来の作業が中断して遅れることがあります。これは日々、身の回りのモノや情報をしっかりと整理、ケアしておくことが影響を最小化することができます。なかなかここに気を使うのは出来ないことですが、整理・整頓やメンテナンスは心がけようと思います。
また、2点目は、会議の進行をスムーズにするためにTIPSです。会議って時間不足で結論が出ずに終わり、再度の会議設定のために非効率だったり、決定が遅れたりしがちですよね。これを防ぐためにものです。
  • ゴールを明確に宣言する
  • 道標を設定する
  • 脇道に逸れないようにホワイトボードなどを利用して議論を共有しながら、脇道は脇道として明確にして議論を進める
  • 同じ検討が繰り返されないように議論を目に見える形で残しておく

これらを実行して課題などを共有させて頂こうかと思います。