あなの潜在能力を引き出す20の原則 ジャック・キャンフィールド ケント・ヒーリー

キャッチコピーに惹かれて本社を手にしました。

「成功は科学です。一定の原理にしたがえば、結果を出すことができます」

自己啓発本ですが、具体的な行動指針や考え方が述べられていてすぐに実行に移せます。要するに効果をすぐに得られるということです。

私も一度騙されたと思って次の内容をチャレンジしてみようと思います。

目的に意識を集中し、褒美に狙いを定めるとき、決意が生まれる。常の次の3つの質問を自分に投げかける。

1. 自分が求めているものは何か?

2. 粘り強く努力してそれを実現したら、自分の人生はどのように良くなるのか?

3. もし試練と障害に屈したら、自分は何を逸するのか?

3ヶ月続けてみようと思います。他にも様々な気づきがこの本から得られました。

効果があったら皆さんにも共有します。お楽しみに!

個人力 やりたいことにわがままになる ニューノーマルの働き方 澤 円

あなたはなりたい自分になっているでしょうか?
自分のありたい姿を考えたことはあるでしょうか?
この本では、あなたがなりたい自分になるための考え方、行動についてシンプルに述べています。
私は年初など定期的になりたい自分を考えてその年の目標や3年後の姿などを考えることが多いのですが、これがなかなか難しいんです。
まず、自分に素直になり、本当は自分はこうありたいと考えるべきだと思うのですが、わがままに成りきれない自分が一方でいます。そうなるとこれまでの延長線上にある仕事、生活から抜け出せず、また翌年も同じことを繰り返すことになります。
そうして私は何年も過ごしてきました。
しかし、コロナ禍でいつ誰が死ぬか分からない世の中で、悔いを残したくないと思うようになりました。
自分のやりたいように生きたい。よくある話ですが私も体調不良がきっかけになり生活や人生を見直すことにしました。
そこから数ヶ月、徐々に自分のやりたいことを優先するようにして徐々にありたい姿に近づいているような気がします。
自分を自分でこうありたいと定義する、のが最初
私を主語にして考える
ありたい自分を言葉にする、相手から見える自分と自分のありたいイメージの差異が小さくなる
違和感があるのはありたい自分と違っている
自己開示により魅力を与えられる
今を生きている感覚を自分でグリップできるようにする
大きな主語にのまれない
大きく動けば大きく人生が変わる

一度読んでみてください。

自分を見つめ直す良いきっかけになると思います。

 

プレゼン思考 小西 利行

プレゼンに求められる本質、真髄について述べた本だと思います。
相手に響くプレゼンってなかなか難しいですよね。
ただ、このプレゼンの本質って具体的に時間をかけて企業でも教えてくれないものです。
どちらかというとプレゼン手法が多いですね。
また、著者はシンプルにプレゼンの型を述べています。
課題→未来→実現案
特にこの未来を一緒に作っていこう、ということが伝わる、共感として成立することが重要であるということです。
結局、企業も一人一人の感情のある人間が集まって組織されているもので、その一人の心を動かせないとプレゼンは成功ではないということです。
この本ではプレゼンに必要な本質だけでなく、細かい留意点、手法についても述べています。
例えば、
相手の中に答えがある
相手のためとやりたいことは違う
耳の痛い話もする
未来が過去を作る
未来がよくなれば過去もそのベースとなる
プレゼンに対する具体的な考え方や手法が盛り沢山詰まっていて、かつ本質的な部分をついているので内容がかなり濃く有効なものです。
プレゼンは、その対象となる人の人生を考えること、その商品、サービスでその人の人生がいかに良くなるのか、それがないと人は感動しないし、そのために商品、サービスが欲しくなるストーリーが必要ということです。
私も今日からプレゼンに未来を盛り込んでいきたいと思います。
 
 

いまこそ知りたいDX戦略 石角 友愛

実にDXの本質を説明した本だと思う。

DXに関する書籍が多数出版されているが、まず本を手に取って読んで欲しい。

私もIT企業に勤めて日本の大手企業の顧客にDXを語ることがあるが、ほとんどの顧客が単なる旧来ある仕組み(マニュアル、古いシステム)に対してAIなどの最新技術を活用したシステムへの置き換えになっている。社長直結組織としてDX推進部が立ち上がるが、DX推進部はまず初めに各事業部、部署へデジタル化する必要のある問題を収集してそれをAIなどの最新のテクノロジーを活用して各々システム化していくことをDXとしている。

ここでは、

「会社にとってのコア」を再定義し、それをデジタル化することが、DXの本質である。

と述べている。

私の理解では、従来のBPR(ビジネスプロセス・リエンジニアリング)に最新のテクノロジーを活用したダイナミックな変革を意味するものと認識している。

また単なるマニュアルからのデジタル化は、デジタイゼーションであり、DXではない。また、デジタル化されたデータを使用して、作業の進め方やビジネスモデルを変革することは、デジタライゼーションと定義する。デジタルトランスフォーメーションDXは、主に人や組織に関する変革を指す。

引用してまとめると、

デジタイゼーションとは、「アナログからデジタル化への移行」

デジタライゼーションとは、デジタル化されたデータを使用して、作業の進め方やビジネスモデルを変革すること

そして、

DXは、主に人や組織に関する変革を指す。

デジタライゼーションにより実現された新たなビジネスモデルとコアビジネスのデジタル変革を恒久的なものへ変えるためには、人の変化が必要不可欠になる。

この場合の「人」には、顧客、エンドユーザー、消費者、協力会社、社員などが当てはまる。

また、本書ではDXを推進するために超えるべき壁を3つ挙げている。

  1. 「何から手をつければいいのかわからない」
  2. 「なかなか実現フェーズに進まない」
  3. 「リソースが足りない」

確かにこれら3つは私が顧客と接する中でよく出てくる課題である。

特に「1. 何から手をつければいいのかわからない」ということをよく聞く。

これはそのそもその企業にとってのDXとは何か?という最初に明確にすべき内容をすっ飛ばして各論に入っているために起きていることである。

この本は良書である。

読み返して本質をさらに理解、深めておきたい。

 

五反田 カフェ巡り WIRED CAFE Dining Lounge

店舗展開しているWIRED CAFEの五反田店に足を運んでみた。

客層は駅ビルアトレの2Fにあるためビジネスマンの利用が多いようだ。

チェリー&ラズベリー ティラミス ドリンク付きで770円を注文、ドリンクはアイスコーヒーを選択。

コストパフォーマンスはGood! だけど、アイスコーヒーは氷ばかりで薄い。チェリー&ラズベリー ティラミスは見た目通りの味で特に驚きはないが普通に美味しい。

軽く食事をしたいときやカウンターで電源も使えるので、仕事、作業には都合の良いカフェだ。比較的安いのも良い。次回は他のドリンクを頼んでみたいと思う。

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チェリー&ラズベリー ティラミス

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WIRED CAFE 五反田店内

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WIRED CAFE 五反田入口


www.cafecompany.co.jp

自由が丘 カフェ巡り LATTE GRAPHIC

最近カフェにハマっている。

コロナ禍で一日中家でリモートワークの日々が続くとストレスが半端ない。

朝から夕方までフルで仕事しているとその後の集中力が続かない。

そこで気分のリフレッシュと体調管理のた目に夕方Walkingを続けている。ただWalkingするだけだとモチベーションが続かないのでおしゃれカフェを探してそこを目的地にすることにした。緊急事態宣言でカフェも20時で閉まるため、夕方カフェにいるのは大体1、2時間だが、家で続けて仕事をするよりも集中して作業や考えごとができて良い。

この生活をもう3ヶ月ぐらい続けているが、リズムが出来て体調も仕事も割と調子が良い。

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マンゴフルーツのパンケーキ

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水出しアイスコーヒー

今日は自宅から自由が丘まで歩いてLATTE GRAPHICに入った。人気カフェで食事メニューもそれなりにあるが、パンケーキを注文する人が多いので季節のパンケーキ、マンゴフルーツのパンケーキを食べてみた。一人で食べるには大きいかなと思ったが、パンケーキが軽くて思ったほど甘くなく軽く食べることができた。甘味が足りない人のためにメープルシロップを別で出してくれているのも嬉しい。今日はそれに1日10杯限定という水出しアイスコーヒーを注文した。氷も水出しコーヒーを凍らせていて、味が薄くならず、最後までとても美味しい。

店員もとても丁寧な接客で居心地がとても良いカフェでオススメです。

www.lattegraphic.com

 

 

 

具体⇄抽象トレーニング 思考力が飛躍的にアップする29問 細谷 功

具体と抽象

この2つのキーワードでこれだけの論理展開と思考を展開できるとは!

内容はほぼ全て経験から納得、実感できる内容である。

 

具体と抽象を行き来することで説得力が増す。具体→抽象→具体と展開する。

なるほど、確かに日々の仕事で提案資料やプレゼンではこの手法を用いている。

 

抽象化とは一言で表現すること

目的に合わせて都合の良い部分を切り取ること

自由度を上げること、次元、変数を増やすこと

抽象化とはWhy を問うこと、メタで考えること

 

具体化とは、自由度を下げること、変数を絞り込むこと

Howを問うこと

数字と固有名詞にすること

違い、相違点を明確にすること

 

本質は抽象化の産物

本質は抽象化の都合の良いところだけ切り取ったもので、単に具体的事象を否定するために使われることがある

 

 

本書では、これら抽象と具体の具体的例を抽象と具体を活用して非常に分かりやすく説明している。

 

自分自身を振り返った。

私は抽象の人間である。全ての具体的な事象を頭の中ですぐにそれは一言でいうとどいうことかすぐに考えて自分が納得できるレベルに抽象化してまとめてしまう。でもそれは本質的には都合のよい部分だけを切り出してまとめているだけとなる。それはそれで大枠を理解、説明するには分かりやすくなり良い部分があるのだろうが、具体論になると自分は弱いところがある。具体的に説明しようとすると、詰まることが多い。

 

今後は、具体抽象具体を意識して資料を作ったり、プレゼン構成を考えてどう思考や説明が変化していくか自分自身で試してみたい。

LIMITLESS 超加速学習 ジム・クウィック

人間の頭脳はスーパーパワーを持っている
偉大なことは内側から始まる
人と違うことをすれば人と違う人生を生きることが出来る
この本には、実に興味深い話が多い。
人間の可能性、脳の可能性を最大限に引き出すための具体的考え方、手法を科学的に説明している。
リミットから解放することで人間の能力は際限なく向上する。
リミットは3種類あり、この3つが重なるところにリミットレスがあるという。

ただ、色々な手法を読んでもなかなか行動、習慣化出来ないので私達だ。

そこで、作者は、

スケジュール帳にリミットレスの自己開発の時間を書き込む
私の場合は、脳の開発・活用・向上にこれまでの人生で習慣化出来ていない読書を選択することにした。
実は家に本が数百冊があるがほとんど読んでいないものばかりで、買って満足するタイプだ。
この本を作者が進めるように一日15分、時間を決めて読みことのした。今のところ1週間続いている・・・
物事を続けるにはモチベーションが大事だと思うが、この本ではそのモチベーションを生み出す仕組みについても触れて具体的な行動を示している。
モチベーションとはプロセスであり、モチベーションがあるかないかではなくやるかやらないかだ、ということだ。
モチベーション=目的×エネルギー×スモールステップ
エネルギーがプールされていないとそもそもやる気など出ないということだ。
目的が明確になり、エネルギーがあれば、それだけでモチベーションが湧かないわけがなく、そのモチベーションを維持して進めるためにスモールステップに分けて成果を実感しながら進めるというものだ。
質の良い食事と睡眠がベースとなる。
 
LIMITLESSのためには他にも様々な行動があるが、私はまず質の良い睡眠と毎日の読書を続けて自分の能力向上を見て見たいと思う。
効果が出たらまた皆さんに共有しますね。

シリコンバレー式 最強の育て方 1on1ミーティング 世古詞一

最近、会社で1on1ミーティングを実施している会社も増えてきていると思うが、上手く機能しているだろうか?
私の会社でも数年前から1on1を実施しているが、どうもマネージャー依存のやり方になっているように思える。上司が変わるとやり方が変わる。それはそれで悪いというわけではないが、本来の目的をしっかり理解した上で実施している管理職がどのぐらいいるのだろうか?
シリコンバレーの先進企業で実施されている1on1から学ぶことは多い。
最近の方向性は、評価から能力開発、組織への貢献を意識する方向性にシフトしているようだ。
部下の仕事へのサポートではなく、成長をサポートするためのクリエイティブミーティングの位置付けとなる。
ワン・オー・ワンでは中長期的視点に立って成長をサポートする
評価で重要なのは部下が納得した評価である
納得した上でキャリアアップにつなげる
 確かにここに書かれていることは理解できる。
共感から本人から判断を引き出す
悩んだときに相談する人がいなかった
個人起点で考える
結局部下は自分のことしか考えていない、当たり前のこと
また、部下の欲求として関係性を維持・確認するもの、能力を認めてもらいたい、また自立していきたい、という欲求があるという。
年に1、2回のフィードバックではなく、途中途中でフィードバックすることで効果が出るという。確かに自分が部下だとしたらフィードバックをまめにもらうとモチベーションアップになるかもしれない。自分では気づかない課題を発見する場として利用することもポイントとなる。そしてこの本では具体的な1on1で触れる内容について触れている。これは使える。
私も普段の1on1でこれらの点を意識して会話しているが、参考になる。
  1. プライベート、相互理解
  2. 心身の健康チェック
  3. モチベーションアップ 等々
次回の1on1から早速使ってみようと思う。